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今回は草津温泉、伊香保温泉と並ぶ群馬の三大温泉の一つの水上温泉と谷川岳天神平を見てまわりました、伝承によると水上温泉は永禄年間に海翁和尚が崖の上から立ち上る湯煙を見つけたのが温泉地はじまりで1931年(昭和6年)に上越本線が開通するまでは隔絶された秘境の温泉でした、現在の賑やかな温泉街からするとちょと想像がつきません、そんな風情と歴史のある水上温泉街と自然豊な天神平を散策してみます。 |
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上越本線、土合駅 |
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(下り線のホーム) |
(462段の階段) |
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上越線で水上駅から2つ先の駅の土合駅で下車して此処から徒歩で谷川岳ロープウェイ乗り場(天神平)まで行きます、さてこの土合駅の下り線ホームは地下にあり、上り線のホームは地上にあります、その高低差は71mです、改札口も地上なので462mもの長い階段を登って更に143mの連絡通路を渡らないと外へ出られません、土合駅の階段はテレビでも紹介された程有名な長い階段です。 |
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(階段途中の休憩用ベンチ) |
(土合駅の駅舎) |
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階段途中に休憩用のベンチが置かれています、ちなみに土合駅に停車する電車は1日わずか5本です。 |
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谷川岳ロープウェイ乗り場 |
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土合駅から谷川岳ロープウェイ乗り場までは徒歩で大凡20分程です、谷川岳ロープウェイ乗り場は食堂、御土産屋が完備され正面の駐車場からは水上駅、上毛高原行きのバスが運行しています、ロープウェイで天神平までは通常5分で到着しますがこの日は強風の為に20分程かけたゆっくり運行です。 |
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(ロープウェイからの風景) |
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強風でしたが2本釣のロープウェイなのでそれほど揺れは大きくありませんでした、ロープウェイの真下には天神平の登山道が見えます。 |
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谷川岳天神平 |
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(天神平駅) |
(ビューテラスてんじん、展望レストラン) |
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天神平に到着しました、此処天神平は所謂「天神平スキー場」でオフシーズンは天神尾根をトレッキングする人達が良く訪れています、展望レストランがオフシーズンでも営業していました、残念ながら此処より上の天神峠に登るリフトが強風で止まっていたので天神峠展望台へは行けませんでした(徒歩なら行けます)。 |
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(岩倉山) |
(天神峠) |
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天神平駅から見て左方向の山が岩倉山で 右方向が天神峠です、駅の隣が展望所でそこからは朝日岳、武尊山が一望できます。 |
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(天神平駅隣の展望所) |
(展望所から見た朝日岳) |
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一ノ倉沢までの道 |
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ロープウェイ乗り場から国道291号線を進み一ノ倉沢まで行ってみます、距離は3,3kmです、ロープウェイ乗り場の少し先の谷川岳登山指導センターから一ノ倉沢間は11月中旬から5月下旬までは封鎖されています、車両は1年を通して通行止めとなっています、代わりにこの区間を封鎖期間以外に電気バスが運行しています、ガイドさんが同乗して500円です。 |
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(電気バス) |
(西黒尾根登山口) |
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途中、西黒尾根の登道が国道から分岐しています、西黒尾根を通り谷川岳山頂まで登れるそうですが結構きつそうです。 |
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マチガ沢 |
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20分程歩くとマチガ沢に到達します、此処マチガ沢出会いは清水峠を越えて越後へ向かう旧街道筋(清水越街道)に位地してその昔三軒の茶屋が建っていたそうです。 |
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(三軒茶屋址) |
(マチガ沢のマムシ岩) |
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一ノ倉沢 |
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一ノ倉沢に到着しました、一ノ倉岳は世界有数の登山困難な岩山で日本アルプスの剱岳、穂高岳と並ぶ日本三大岩場一つに数えられています。
澤の中央には万年雪が見られ、その右側の岩山が衛岩でその背後が一ノ倉岳です、山頂にかかる雲がなんとも幻想的です。 |
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(衛岩) |
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澤から澄んだ清水が流れています、これがあの谷川岳の天然水です。 |
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水上駅 |
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(上越線水上駅) |
(水上駅前の御土産店) |
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ロープウェイ乗り場へ戻りそこからバスで水上駅に向かいます、水上駅前は御土産店が並び名物の「湯之乃花まんじゅう」、「生どらやき」などが売られています。 |
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温泉街周辺の人気のそば屋さん |
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上州と言えばそば、水上温泉街周辺の人気のそば屋さんを少し見てみましょう。 |
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やまいち屋 |
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(野仏そば) |
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温泉街から猿ヶ京温泉へ向かう途中の国道17号線沿いにある「やまいち屋」さん、そば粉を毎日石臼で挽くという、人気は「野仏そば」、一人前でトロロ、海老天、山菜、ナメコと4つの味わいが楽しめるそうです。 |
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角弥そば |
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(へぎそば) |
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温泉街から藤原湖へ向かう途中の県道沿いにあるお店、此処は「へぎそば」(つなぎに布のりという海草を使ったそば)が人気、のどごし良く腰があるそうです、また塩で漬けて食べる天ぷらもなかなかの人気です。 |
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利根川遊歩道 |
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水上駅から利根川沿いまで行って利根川遊歩道を歩いています、この辺りにはライフティング(渓流下り)をしている人達が結構たくさん見られます、此処より上流のフォレストアンドウォーターでライフティングを受付ているそうです((予約制)。 |
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少し歩くと寂れた吊橋が架かっています、通行禁止になっていますが歴史を感じさせる橋です、橋の名前もわかりませんが昭和初期に架けられた吊橋と思われます。 |
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湯原橋と水上温泉街 |
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(湯原橋) |
(湯原橋から見た水上峡) |
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湯原橋までが利根川遊歩道です、此れより先の下流が水上峡です、湯原橋を渡ると温泉街に入ります、温泉街には御土産屋さんや昔懐かしい射的、スマートボールがある遊戯店などが並んでいます。 |
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(水上温泉街) |
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水上温泉街は昭和のはじめ上越線水上駅の開業に伴い開けた温泉街です、それ以前は山間の質素な温泉宿でしたが水上駅から近い事もあり駅開業以後は一気に賑わいをみせたのです。 |
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(昭和6年の水上温泉街) |
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水上ふれあい交流館 |
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(水上ふれあい交流館の足湯) |
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温泉街の中程に日帰り温泉施設の水上ふれあい交流館があります、此処の日帰り温泉は小振りな浴槽ながら源泉100%です、食事は蕎麦、うどん、定食、ピザなどの出前を頼め玄関前には無料の足湯も設置されています。 |
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湯原温泉公園 |
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(飲泉場?温泉水が出ています) |
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ふれあい交流館から少し進み水上橋方向へ曲がる路地を進むと湯原温泉公園です、此処は水上温泉の発祥の地で公園内に足湯が設けられています。 |
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(湯原温泉公園の足湯) |
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湯原温泉公園から更に進むと水上橋で此処から水上峡を望むと対岸の渓谷上にホテル水上館が建っているのが見えます、水上館のお部屋、露天風呂からは水上峡を眼下に見下ろせます、夜には水上峡がライトアップされ幻想的だそうです、紅葉の季節には最高でしょう。 |
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(水上橋) |
(水上峡に建つホテル水上館) |
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水上館 |
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(牧水の湯、露天と檜の内風呂) |
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水上渓谷を眼下に見下ろすホテル水上館、此処は湯舟沢山の温泉宿として有名、牧水の湯、水晶の湯、奥利根八湯の三区画に湯舟が分けられ更に3つの貸切風呂で合計15種類の湯舟があり館内で十分湯巡り満喫できます。 |
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(水晶の湯のたる型露天風呂) |
(水晶の湯内風呂) |
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「牧水の湯」、内風呂が昭和2年の水上館建築当時をそのまま残したとされる歴史あるお風呂。「水晶の湯」、たる型の露天風呂からは渓谷を眼下に望め内風呂は天井や柱に奥利根地方のヒバをふんだんに使用した豪華な浴室。 |
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(奥利根八湯の檜湯と岩風呂) |
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「奥利根八湯」、此処は凄いです、檜湯、岩風呂、洞窟風呂など8種類もの湯舟がある浴室で温泉入り放題。 |
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(川側のお部屋) |
(夕食の上州牛のすきやき) |
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川側のお部屋からは水上渓谷が一望です、夕食は上州牛の懐石、すき焼きなど上州牛がメイン。 |
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道の駅水紀行館と足湯 |
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(清水公園付近の紅葉橋から見た水上峡) |
(清水公園) |
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温泉街を進みその先の諏訪峡遊歩道を歩いてみます、遊歩道を少し進むと清水公園でこの手前までが水上峡です、公園近くの紅葉橋は水上峡の紅葉スポットになっています。 |
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(道の駅、水紀行館) |
(水紀行館の足湯) |
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清水公園から土手を登りつめた所が「道の駅、水紀行館」で地元特産品売り場、食堂が完備されています、その水紀行館の足湯(清水公園の土手の上)はなんと自然木をくり抜いた足湯で利根川を眺めながらゆったりと浸かれるなんとも風情のある足湯です。 |
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(水紀行館足湯) |
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水紀行館には水産学習館があり淡水魚が観察できるトンネル水槽が完備されています、また館内の売店では名物、利根川清流の川のりも販売しています。 |
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(トンネル水槽) |
(名物利根川清流の川のり) |
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笹笛橋 |
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(与謝野晶子歌碑記念公園) |
(笹笛橋) |
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諏訪峡遊歩道を更に進むと「与謝野晶子歌碑記念公園」で公園から対岸に吊橋の「笹笛橋」が架けられています、この笹笛橋から先が諏訪峡です。 |
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(笹笛橋から見た谷川岳と諏訪峡) |
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笹笛橋から谷川岳が雄大に遠望できます。 |
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諏訪峡 |
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最後の諏訪峡を歩いてみます、諏訪峡に入ると利根川の流れが徐々に急流になります、諏訪峡の渓谷の壁面に遊歩道が設置されているので真上からこの急流を眺める事ができます。、 |
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少し先に諏訪峡大橋が見えてきました、この諏訪峡大橋付近も夜間にライトアップされると言います、橋の中央にバンジージャンプ台があります、高さ42mの諏訪大橋から諏訪峡に向かって飛び降りるそうで過去に4万人以上が挑戦しています、もちろん無事故、予約制です。 |
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(諏訪峡大橋) |
(バンジージャンプ台) |
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じゃらんnet、水上周辺ホテル、旅館、空室検索 |
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