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「昇仙峡」と「湯村温泉郷」を散策してみました、昇仙峡は秩父多摩甲斐国立公園に属する景勝地で1953年には国の特別名勝に指定されています、奇石があちらこちらに見られる大変風光明媚な渓流です。 |
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昇仙峡滝上バス停、影絵の森美術館 |
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(影絵の森美術館、森の駅) |
(昇仙峡見どころ案内所) |
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JR甲府駅から昇仙峡滝上のバス停まで大凡50分程で到着します、バス停の直ぐ脇に影絵の巨匠「藤城清治」氏が設計したとされる影絵の森美術館が在りその隣には地元の工芸品、御土産品を販売する「森の駅昇仙峡」が隣接しています。このバス停から一旦荒川ダム「能泉湖」まで歩いてみます、ダムに向かって3分程歩くと左に「昇仙峡見どころ案内所」が建っています、此処は無人の観光案内所で観光マップや観光チラシ、お得な割引チケットなどが入手できます。 |
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荒川ダム、「能泉湖」 |
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バス停から荒川ダム「能泉湖」まで歩いて20分程です、荒川ダムまで登り坂続きで少しきついかも知れません、荒川ダムは1986年に完成した汎用ダムで紅葉の名所と成っています。 |
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(展望広場から撮影した能泉湖) |
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ダム周辺には展望広場や「ほうとう」、「地元そば」が食べられる「民芸茶屋」があります。 |
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(民芸茶屋大黒屋さんの三色団子とほうとう) |
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昇仙峡ロープウェイ乗り場 |
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荒川ダムから昇仙峡ロープウェイ乗り場まで下ってみます、ロープウェイ乗り場は昇仙峡滝上のバス停から荒川を挟んだ対岸に位置しています、スイスのCWA社のゴンドラで山頂のパノラマ台駅まで大凡5分程で上ります。 |
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山頂パノラマ台駅 |
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(パノラマ台駅) |
(富士山) |
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パノラマ台駅は標高1050mに位地して休憩場、軽食スタンドが完備されています(炭火焼団子 などがあります)、展望台からは眼下に甲府市街、周囲には富士山、八ヶ岳などを遠望できます、とっても雄大な眺めです。 |
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(甲府市街) |
(八ヶ岳) |
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ロープウェイ乗り場周辺の御土産屋街 |
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(山梨ワイン王国) |
(小紋の郷) |
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ロープウェイ乗り場の北隣は山梨県内で厳選されたワインを一同に集めたワイナリ-、ワインショップの「山梨ワイン王国」で更にその隣が山梨県の伝統工芸「甲州印伝」の品々を販売する「小紋の郷」です。 |
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(水晶宝石博物館) |
(世界最大級の水晶原石) |
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ロープウェイ乗り場の南側が「水晶宝石博物館」です、玄関前には直径1m以上ある世界最大級の水晶原石が飾られています、昇仙峡は水晶発祥の地として知られ館内には水晶の彫刻や工芸品などが展示されています、 |
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水晶宝石博物館から南方向へ仙蛾滝の入口にかけて食堂、御土産店が並んでいます、食堂では名物の「ほうとう」、「ほうとう団子」、地元手打ち蕎麦などが食べられます。 |
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仙蛾滝 |
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(仙蛾滝入口) |
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御土産屋街の先が昇仙峡の見どころ「仙蛾滝」の入口です、昇仙峡滝上のバス停から仙蛾滝入口までは橋を渡って直ぐです、入口を入ると唐傘や竹細工などが展示されています、仙蛾滝は此処から少し下った所です。 |
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仙蛾滝は落差30mで絹の様にサラッと岩肌を流れ落ちる滝の流れは何とも言えません、元々「仙蛾滝」の名は中国の伝説の仙女「嫦蛾」から由来すると云います。 |
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昇仙峡遊歩道 |
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仙蛾滝から昇仙峡入口バス停までの5km間は遊歩道と成っています、昇仙峡の風光明媚な風景を眺めながらバス停まで歩いてみます。 |
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覚円峰 |
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仙蛾滝の反対方向には昇仙峡の名勝「覚円峰」が見えます、180mの聳え立つ岩山で昔「澤庵禅師」の弟子「覚円」が山頂で禅を組んで修行したと云います。 |
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石門 |
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(石門) |
(休憩所) |
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仙蛾滝から少し進み岩と岩が重なり合った石門を潜ります、そこから500m程進むと休憩所が設けられています、御土産店、食堂が完備され「ほうとう」、「手打ち蕎麦」が食べられます、休憩所から遊歩道は車道と合流します。 |
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遊歩道沿いの岩 |
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(兜岩) |
(与三郎岳) |
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休憩所から少し進むと後方に兜岩、与三郎岳の岩山が見えます、更に進むと吊橋が所々に架けられています。 |
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(ふぐ石) |
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この辺りには「ふぐ石」、「松茸石」、「熊石」など動物、魚、食物に良く似た岩があちらこちらに見られます。 |
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(松茸石) |
(熊石) |
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甌穴 |
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(荒川の流れ) |
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荒川は岩と岩の合間を勢い良く流れています、更に進んだ所に渓谷の流れにより数万年の歳月をかけてできた自然の穴「甌穴」が川底に開いています。 |
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(甌穴) |
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上の写真の渦を巻いてる辺りが甌穴です。 |
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昇仙峡入口バス停 |
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(富士石) |
(昇仙峡南側の入口) |
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富士石が見えてきました、その先が昇仙峡の南側の入口です、そこから700m程進むと1925年(大正14年)に完成したアーチ橋の長瀞橋が荒川に架かっています、長瀞橋を渡った先が昇仙峡入口バス停です、此処からバスに乗って湯村温泉へ寄ってみます。 |
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(長瀞橋) |
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湯村温泉 |
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(湯村温泉旅館明治) |
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湯村温泉入口バス停でバスを降りて温泉街を少し見てまわります、湯村温泉は弘法大師により発見された歴史ある温泉で武田信玄も湯治場として利用したと云います、太宰治が宿泊した「旅館明治」や弘法大師が開湯したとされる「杖温泉、弘法湯」など老舗旅館が点在しています、昇仙峡に行かれる際の宿泊はやはり此処「湯村温泉」でしょう。 |
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(杖温泉 弘法湯) |
(良純入道親王の館跡) |
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旅館明治の玄関前に良純入道親王の館跡の碑が立っています、良純入道親王は後陽成天皇の第八皇子で江戸時代初めに都を追われこの地に配流されたと云います、待遇の不満、酒乱、江戸幕府への非難が原因であったそうです。 |
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鷲の湯跡 |
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(葛飾北斎が画いた鷲の湯) |
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湯村温泉には江戸期の頃、杖の湯(杖湯温泉)、鷲の湯、谷の湯、崖甫の湯と4つの外湯が存在していました、中でも旅館明治の隣に在ったとされる鷲の湯はこれら外湯の中で最も大きく葛飾北斎もその情景を浮世絵で画いています。 |
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甲府湯村温泉の宿 |
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常磐ホテル |
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(日本アルプスの山々を望む東館客室) |
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湯村温泉街の南側に位地する老舗ホテルの「常磐ホテル」さん、此処は昭和4年開業の歴史の深い温泉ホテルです、客室は大きく分けて3つの区画に分けられています、雄大な富士の山をお部屋から望む西館、日本アルプスの山々を見る東館、そして西館、東館から日本庭園を挟んだ向かい側には風情と趣きを感じさせる離れの客室群です。 |
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(常磐ホテルの大浴場と露天) |
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離れのお部屋は11室の内9室が露天風呂付きです。 |
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(日本庭園の向かいに建つ離れの客室) |
(客室御坂の舞台造りの露天風呂) |
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本格舞台造りの露天風呂が付いたお部屋「御坂」、書院造りの部屋に桧造りの露天風呂のある客室「若松」、石造りの露天にゆったり浸かれる客室「欅」などどのお部屋も日本建築の趣が実感できます。 |
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(客室若松の桧造りの露天風呂) |
(客室欅の石造りの露天風呂) |
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天然温泉ビジネスホテル 湯村ホテルB&B |
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(お部屋) |
(郷土料理を小鉢分けした夕食バイキング) |
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格安で都心近くの温泉宿へ泊まりたいと考えられている方にお勧め「湯村ホテルB&B」さん、こちらはビジネスホテルなので大変リーズナブルなお値段で宿泊できます、ビジネスホテルながら温泉付きでしかも源泉かけ流しです、バイキングは地元食材をふんだんに使用、夕食には郷土料理が小鉢に分けられ並ぶそうです、本格的温泉ホテル気分のビジネスホテルです。 |
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(露天と内風呂) |
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じゃらんnet、湯村温泉周辺ホテル、旅館、空室検索 |
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トップページ 古の温泉郷 山梨県史跡 |
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