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養老渓谷温泉郷(養老渓谷)に行ってみました、 養老渓谷温泉は温泉地としては簡素な温泉郷ですが都心から近く養老渓谷など自然に恵まれた風光明媚な温泉地です。 | ||||||||
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養老渓谷駅 | ||||||||
小湊鉄道で養老渓谷駅に着きました、養老渓谷駅は終点上総中野駅の一つ手前でJR内房線五井駅から1時間6分です、養老渓谷止まりの車両も有ります、小湊鉄道は大変クラシックな車両で運行業務を行っています、養老渓谷駅まで乗車した 車両はキハ200形の昭和39年製でした。 養老渓谷駅から先、上総中野駅で「いすみ鉄道」に乗り換えて大多喜駅(大多喜城下町)へも20分程で行けます。 |
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観音橋 | ||||||||
はじめに観音橋へ向かいます、養老渓谷駅から県道81号線を粟又方面へ進みます、小湊鉄道の踏切を越えて1km程で養老渓谷の温泉街です、更に300m程温泉街を進むと朱色のメガネ状の橋が見えてきます、此処が観音橋です、観音橋を渡り坂道を登ると源頼朝が戦勝祈願をしたとされる出世観音が建立されています。 | ||||||||
(養老渓谷温泉街) | (出世観音) | |||||||
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中瀬遊歩道 | ||||||||
観音橋の直ぐ脇から中瀬遊歩道が続いています、中瀬遊歩道は養老川の渓谷沿いの小道で両岸が切立った崖となっています、断層がくっきり出ているのが特徴です、この辺りの渓谷は大変風光明媚で特色のある石や岩をいたるところで見る事ができます。 | ||||||||
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弘文洞跡 | ||||||||
(弘文洞跡) | (弘文洞入口のトンネル、共榮トンネル) | |||||||
中瀬遊歩道の中程に弘文洞跡があります、140年程前に耕地開拓の為に川回しをしてトンネルを掘ったと云います、そのトンネル上部が1979年(昭和54年)に崩れて現在の形になったそうです。 弘文洞跡を過ぎて車道に出て橋を渡り素掘りのトンネルを潜ります、このトンネルちょと変わったトンネルでトンネル上部が空いています、トンネル自体橋側の出口に向かって下り坂と成っているのでどうやら元々の素掘りトンネルを橋側の出口に向かって斜めに掘り込み出口から先を延長した様です。 |
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水月寺 | ||||||||
(水月寺) | (八人塚) | |||||||
共榮トンネルを抜けて県道81号線にでます、県道81号線を老川交差点へ向かいそこで一旦国道465号線へ出て県道178号線に入り粟又方面へ進みます、2km程進むと1384年(至徳元年)創建の臨済宗妙心寺派「水月寺」が在ります、水月寺の境内は躑躅の名所で知られています。 水月寺の裏手にまわり小沢又の滝(幻の滝)へ向かいます、その途中に今から300年前に勝浦藩の役人の不正に反抗して惨死された地元の若者9人の内8人を供養した「八人塚」が安置されています。 |
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渓谷を望む絶景の宿 | ||||||||
(渓谷別庭 もちの木) | ||||||||
(渓谷露天風呂と庭園露天風呂) | ||||||||
養老川沿いに建つ宿「渓谷別庭 もちの木」さん、養老渓谷を望む絶景の露天風呂と二千坪もの庭園を眺めながら浸かる庭園露天風呂の2つの露天風呂がありどちら風情あるお風呂です。 | ||||||||
(川魚の塩焼きと栗ご飯) | ||||||||
夕食も季節の食材を生かした料理が中心で夏には川魚の塩焼き、秋には栗ご飯など季節に合わせた地元名物を味わう事ができます、更に別注文で勝浦産の金目鯛の煮付け、アワビのお刺身など海の幸も同時に味わえます。 | ||||||||
(別注文の金目鯛の煮付けとアワビのお刺身) | ||||||||
(養老温泉 秘湯の宿 滝見苑) | ||||||||
(露天風呂、願いの湯と叶いの湯) | ||||||||
景勝地「粟又の滝」の直ぐ近く「秘湯の宿 滝見苑」さん」は「願いの湯」、「叶いの湯」の2つの露天風呂と内風呂がありそれぞれ温度が異なるそうです、内風呂は大変広々した空間で客室露天風呂からは養老渓谷の渓流、山並みを一望できると言います。 | ||||||||
(内風呂と客室露天風呂) | ||||||||
また宿泊された方には日帰り温泉「ごりやくの湯」が無料となります。 | ||||||||
(日帰り温泉、ごりやくの湯) | ||||||||
(渓流の宿 福水) | ||||||||
( 懸崖境を眼前に見る露天と内風呂) | ||||||||
養老渓谷の温泉と言えば「黒湯」、渓流の宿「福水」さんは渓流美を眺めながらユッタリ黒湯に浸かれる温泉宿です(客室からも渓流一望)、そもそも黒湯とはコーヒー色でヨード分が高く湯冷めしにくく肌がスベスベになるのが特徴です。 | ||||||||
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小沢又の滝(幻の滝) | ||||||||
(一の滝) | ||||||||
小沢又の滝の入口に食堂が在りそこで料金を払って滝へと下ります、小沢又の滝は一の滝から五の滝まであり滝巡りができます。 | ||||||||
(小沢又の滝) | ||||||||
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養老渓谷滝巡り遊歩道 | ||||||||
小沢又の滝から滝巡り遊歩道へ向かいます、滝巡り遊歩道は「見返りの滝」、「昇龍の滝」、「萬代の滝」、「千代の滝」、「粟又の滝」と5つの滝を見る事ができます、また秋に成るとこの遊歩道は紅葉の名所となります。 | ||||||||
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見返りの滝、昇龍の滝 | ||||||||
(見返りの滝) | (昇龍の滝) | |||||||
遊歩道を少し進むと「見返りの滝」とその先に「昇龍の滝」が流れ落ちています、両滝共、水量が少なくこじんまりとした滝です。 | ||||||||
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養老渓谷の壁面 | ||||||||
養老渓谷の遊歩道を歩くと両岸壁面や川底などに変わった岩や地形を見る事ができます、地質学はわかりませんが隆起と侵食を繰り返してこの様な地形に成ったのでしょう。 | ||||||||
中には人口的に加工された様な地形も見られますが一切自然の物です。 | ||||||||
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萬代の滝、千代の滝 | ||||||||
(萬代の滝) | (千代の滝) | |||||||
「昇龍の滝」から700m程進むと「萬代の滝」があり、そこから300m程先に小ぶりながら勢い良く流れ落ちる「千代の滝」が見えます。 | ||||||||
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粟又の滝 | ||||||||
「千代の滝」から800m程進むと遊歩道終着地点の「粟又の滝」に着きます、「粟又の滝」は養老渓谷を代表する滝で落差30m、幅30m、長さ100mあり壁面を滑り落ちる水流は迫力があります。 | ||||||||
(粟又の滝入口) | ||||||||
「粟又の滝」入口から県道178号線へ出ます、近くに粟又の滝バス亭があり養老渓谷駅から此処までバスで此れます。 | ||||||||
(粟又の滝) | ||||||||
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金神の滝 | ||||||||
(知恵の穴) | ||||||||
「粟又の滝」から300m程進み粟又橋の手前で左に反れる道がありそれを直進すると里山遊歩道へと繋がります、その遊歩道を更に進むと落差35mの「金神の滝」です、その脇に「知恵の穴」と呼ぶ洞穴が空いています。 | ||||||||
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