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榛名山、妙義山と並ぶ上毛三山の一つ赤城山の山頂部に行きました、赤城山の山頂部は標高1200m~1800mの峰に囲まれたカルデラ地帯で平安期には赤城神社の関係で山岳信仰の中心地でした、今回はその赤城山頂部を散策して廻りました。 | ||||||||
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富士見温泉バス停 | ||||||||
(見晴らしの湯ふれあい館) | (農産物直売センター) | |||||||
赤城山山頂までバスで行くにはちょと大変です、JR前橋駅から富士見温泉停留所行きのバス(関越交通)に乗って富士見温泉バス停で赤城ビジターセンター行きのバスに乗り換えます、この赤城ビジターセンター行きのバスが1日5往復しかありません、4月上旬から10月下旬までの土日祝日は前橋駅からビジターセンターまで直行便と成りますがこちらは1日3往復のみです。 富士見温泉バス停は「見晴らしの湯ふれあい館」の前です、「農産物直売センター」も隣接しているので御土産を買うにはいいでしょう、しかしバスの乗り換え時間が5分~10分程しか無いので帰りがけに限ります。 |
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新坂平 | ||||||||
(観光案内所) | ||||||||
新坂平バス停でバスを降りて此処から大沼に向かいます、新坂平は6月下旬には躑躅で満開に成ると言います、その近くの高台には展望施設を備えた観光案内所があり新坂平を一望する事ができます。 | ||||||||
(観光案内所の展望台) | (展望台からの遠望) | |||||||
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見晴山 | ||||||||
観光案内所から500m程車道を歩いた左側が見晴山です、こちらも山頂に展望施設が設けられています、山頂からは眼下に新坂平、白樺牧場を見下ろす事ができます。 見晴山の下手からは正面に黒檜岳が見えます、大沼まではもう直ぐです。 |
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(見晴山からの眺め) | (黒檜岳) | |||||||
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旧赤城神社跡 | ||||||||
旧赤城神社の跡によってみました、此処は1970年(昭和45年)に小鳥ヶ島へ社殿が遷座される以前に旧社殿が建っていた場所で丁度大沼の南端に位地します。 | ||||||||
赤城神社は崇神天皇の皇子である豊城入彦命が上毛野国(現在の群馬県)を支配するにあたり、沼と山の神仏を祀り称えたのが始まりでその後、地蔵岳の中腹に社殿が築かれたと云います。その社殿を806年(大同元年)に地蔵岳から此処「大洞」の地に遷したのです、故に赤城山頂の神社を他の赤城神社と区別する為に「大洞赤城神社」とも称します。 | ||||||||
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この大洞赤城神社は全国300社の赤城神社の本社の一つとされていますが他にも赤城山中腹の三夜沢赤城神社、麓の二宮赤城神社も候補とされ、実際のところその3社の内どれが本社なのかハッキリした事は分かっていません。 | ||||||||
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大沼 | ||||||||
大沼は標高1345mに位地するカルデラ湖です、冬場は湖面が凍結するので氷上でワカサギ釣りやスケートなどが行われています、夏場は花火大会が模様されます。 大沼と書いて「おの沼」と呼びます、6月には躑躅、秋には紅葉が楽しめるそうです。 |
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大沼の南岸が旅館、御土産屋街となっています、オフシーズンなので静かでひそっりとしていました。 | ||||||||
(湖畔の旅館、御土産屋街) | ||||||||
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萬善饅頭曽山商店の抹茶饅頭 | ||||||||
大沼の御土産屋街の一角にある萬善饅頭曽山商店さんは「抹茶まんじゅう」が人気、京都から取り寄せた抹茶を使用した皮とこしあんが絶妙にマッチしてとても美味しいと評判です。 | ||||||||
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赤城神社 | ||||||||
湖畔の道路を歩いて赤城神社が鎮座する小鳥ヶ島へ向かいます、小鳥ヶ島は半島状の島で啄木島橋を渡ります。この島は元々「鹿島神社」の跡地で1970年に大洞よりこの地へ赤城神社が遷座されました。 | ||||||||
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覚満淵 | ||||||||
覚満淵もまたカルデラ湖で周囲1km程あり高層湿原地帯と成っています、地元では「小尾瀬」とも呼ばれ、その湿原内は木橋が設けられた自然遊歩道です、6月には周囲にレンゲ躑躅が咲くそうです。 | ||||||||
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赤城公園ビジターセンター | ||||||||
覚満淵の隣が赤城公園ビジターセンターで関越交通バスの終点のバス停です、此処から小沼まで歩いてみます、時間は大凡20分位ですが坂道続きの道のりです。 | ||||||||
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鳥居峠 | ||||||||
(鳥居峠から南方向の眺め) | ||||||||
小沼へ向かう途中で鳥居峠に寄ってみました、鳥居峠は広い駐車場と成っています、此処からの眺めはなかなかで北方向の眼下には覚満淵、その先に大沼、南方向は晴天の日に太田市内まで遠望できます。 | ||||||||
(覚満淵) | (大沼) | |||||||
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小沼 | ||||||||
小沼は「この沼」と呼びます、こちらは火山の爆発によりできた火口湖で周囲1km程あるとっても静かな湖です、中腹の不動の大滝の水源ともなっています。 | ||||||||
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赤城山の温泉旅館 |
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赤城山の温泉郷は大沼から車で40分程の赤城山の南斜面中腹に位地しています、残念な事に赤城山頂と温泉郷間はバスなどの交通手段が無くマイカー移動となります。 | ||||||||
赤城温泉 花の宿 湯之沢館 | ||||||||
(滝見の露天風呂) | (内風呂) | |||||||
赤城温泉郷で最も奥に位地する温泉旅館「湯之沢館」さん、此処には滝を見下ろす露天風呂があります、夏には深緑、秋には紅葉、冬には雪見と四季折々の自然を満喫しながらユッタリ湯舟に浸かれます、内風呂、露天共に赤城温泉ならでわの濁り湯です。 | ||||||||
(露天風呂は湯舟が2つ) | (渓流を望むお部屋) | |||||||
夕食は土地のものや山の幸を中心にした季節かわりの懐石料理がメインで群馬県産のステーキなども用意できるそうです。 お部屋によっては渓流を望む事ができる客室もあります。 |
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(懐石料理の鮎の塩焼き) | (群馬県産ステーキ肉) | |||||||
にごり湯の宿 赤城温泉ホテル | ||||||||
(大浴場の露天と内湯) | ||||||||
源泉100%かけ流し濁り湯の宿「赤城温泉ホテル」さん、露天、内湯共にこれぞ温泉と言える程の満足感が味わえる秘湯、肌がつるつるに成るそうです、露天は適温、内湯は多少熱めだと言います。 | ||||||||
(夕食の一例、赤城牛のサイコロステーキ) | (夕食の一例、赤城地鶏の鍋) | |||||||
夕食は季節かわりの創作和食料理が中心ですが洋食も出すそうです。 客室風呂付の別館「つばき」には寝湯とジャグジー、別館「さくら」には寝湯と檜風呂がありどちらも源泉かけながしです。 |
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(別館つばきの寝湯とジャグジー) | (別館さくらの檜風呂と寝湯) | |||||||
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