関東、温泉と旅行記 | 諏訪湖、八ヶ岳方面 | |||
日本三大湖城の一つ高島城は連郭式の縄張でその西面は諏訪湖に接していました、諏訪の浮城と呼ばれ本郭、ニノ郭、三ノ郭と主要な郭は全て総石垣造りで「衣の渡川」、「中門川」などの諏訪湖に流れ込む主な河川の流路を水濠としています。 | ||||
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衣の渡郭 | ||||
(大手道) | ||||
高島城の北端に位置する「衣の渡郭」は大手郭と成っています、城外へ通じる大手道は「縄手」と呼ばれ一本の細長い土橋によって結ばれていました。 | ||||
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三ノ郭 | ||||
衣の渡郭の南に連なる三ノ郭は主に三ノ丸御殿や家老などの屋敷があり「衣の渡郭」とは「衣の渡川」を境の濠としています。 | ||||
(衣の渡郭との境の水濠、衣の渡川) | ||||
三ノ郭門には折が施され二層櫓もおかれていました。 | ||||
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中門川(三の丸川) | ||||
(旧ニノ郭門付近に架かる橋) | ||||
中門川は三の丸川と呼ばれ三ノ郭とニノ郭を仕切る水濠となっていました、この様に高島城は諏訪湖に流れ込む河川の中州を郭として利用しています。 | ||||
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ニノ郭 | ||||
(ニノ郭の門) | ||||
中門川を渡るとニノ郭です、三ノ郭からニノ郭、本郭の郭間を繋ぐ橋は一本づつになっていました、ニノ郭から南方の本郭に向けて徐々に高く郭が配置されています。 このニノ郭の門は横矢を意識した枡型の小口に成っています。 |
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本郭 | ||||
(手前から富士見櫓、持方月櫓、角櫓) | ||||
総石垣造りの本郭は高島城の最高地で西側に三層の天守、東側に富士見櫓、持方月櫓、角櫓の三基の二層櫓が配置されています。 | ||||
(冠木門と冠木橋) | ||||
本郭の小口は冠木門となっています。 | ||||
(角櫓) | ||||
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諏訪神社と三の丸御殿裏門 | ||||
本郭内には1900年(明治33年)高島公園の開園に伴い建立された諏訪神社と移築された三の丸御殿裏門が在ります、三の丸御殿裏門は在城当時にこの裏門の先で舟が有り諏訪湖に出られたと云います。 | ||||
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本郭東側の折と持方月櫓 | ||||
本郭の東側には折が施されその石垣上には持方月櫓がおかれていました。 | ||||
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本郭三層天守 | ||||
本郭の北端には三層の天守が配置されています、この天守は築城者である日野高吉により建てられ当時は諏訪湖の湖面に突起した状態で佇んでいました。 | ||||
当時「三層天守」の西側の諏訪湖とその河川は水運業が盛んで積荷を満載した廻船が頻繁に往来していました。 | ||||
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