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木曽方面 |
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(中山道、北国街道、分去れ) |
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洗馬宿は1614年(慶長19年)に中山道が牛首峠から塩尻峠にルート変更になった時に北国脇往還と中山道の分去れ(分岐点、追分)として新規に創設された宿場です、1843年(天保14)には人口661人、家屋166軒、本陣、脇本陣それぞれ1、旅館29軒でした、また宿内には伝馬の荷物の重量を検査する役所「貫目改所」が置かれていました。 |
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肱懸松 |
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戦国期、江戸期の武将である細川幽斎(細川藤孝)は「肱懸けてしばし憩える松陰にたもと涼しく通う河風」と詠んだとされ二代将軍徳川秀忠も上洛の途中で肱をかけて休んだとも云われています。 |
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洗馬宿への下り坂 |
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肱懸松の直ぐ脇に洗馬宿へ向かう細い下り坂が在ります、この坂道が旧中山道です、直進する県道304号線は1932年(昭和7年)の洗馬宿の大火以降に開通した道路です。 |
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分去れ |
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坂道を下り切ると県道293号線と合流します、此処が北国脇往還道(善光寺西街道)と中山道の分岐点「分去れ」です、この辺りは洗馬宿の北口で枡形となっていました、此処から松本、善光寺に向かう場合は293号線を直進、塩尻、江戸方面はこの坂道を登り、木曽、京都へは県道をその逆方向へ進みます、またこの分去れの枡形跡には1857年(安政4年)に建立された常夜灯が残っています。 |
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道標、石碑群 |
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洗馬宿の中心街へ向かって50m程進むと県道293号線(旧中山道)と県道304号線(昭和時代の新道)が合流します、此処に道祖神、庚申塚、道標など石碑群が並んでいます、これら石碑群はもともと分去れの枡形に在ったもので昭和7年の大火以後此処に移されました。 |
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洗馬本陣、脇本陣跡 |
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(洗馬宿本陣跡とJR中央線洗馬駅) |
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洗馬宿の本陣は宝永年間(1704年~1710年)に家主三沢家の没落により百瀬家が譲り受けました、当時「善光寺道名所図会」には広大な裏庭が描かれその広さは現在のJR中央線洗馬駅にまで達していました。 |
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(洗馬宿脇本陣跡) |
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本陣跡の南側が宿場を往来する荷物の重量を検査する役所「貫目改所」跡で更にその南側は洗馬宿脇本陣跡です、現在脇本陣跡には「明治天皇行在所跡」の碑が建っています。 |
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洗馬宿を抜ける街道筋 |
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(街道沿いの旧民家) |
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洗馬宿を抜ける県道304号線(旧中山道)は「北国西街道、善光寺西街道」にちなんで西街道と呼ばれています、昭和7年の大火により本陣、脇本陣を含む主な宿内の家屋は全焼しましたが現在も街道筋沿いに古い民家がいささか点在しています。
洗馬宿は良い宿場であったと云います、中山道と「北国西街道、善光寺西街道」の追分の宿で善光寺参拝者、江戸へ向かう人、上方へ向かう人の往来で宿は大変賑わい杖一本備えていれば「駕籠かき」、「馬引き」など仕事はなんでもあったそうです。 |
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洗馬宿南口 |
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(洗馬神明社) |
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洗馬宿脇本陣から400m程南に公園がありその街道側に洗馬宿の碑が建っています、此処が洗馬宿の南口です、街道から反れて公園の脇道に入るとJR中央線の線路の反対側に洗馬神明社の鳥居が建っています、この神明社への参道(踏切)は警報器も遮断機も歩道も無く1909年(明治42)の中央東線の開通以降そのまま状態と成っているのでしょう。 |
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牧野の集落 |
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(牧野一里塚跡と牧野の集落) |
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洗馬宿を出て県道304号線(中山道)沿いに進みJR中央線の高架を潜ると200m程先に牧野の一里塚跡が在ります、「江戸へ60里」と書いてあります、その少し先が牧野集落です、この辺り道がほぼ直線で家屋が街道沿いに集中している事から「間の宿」となっていたのでしょう、古い土蔵や旧旅館らしい家屋が在ります。 |
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中山道 |
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